画家 梅原義幸の立体作品
郷土玩具のような趣きと愛らしさのオブジェ
分解できるのでパーツ毎の角度を変えてみたり
複数のオブジェでパーツを組み替えるなど
アレンジもお楽しみいただけます
サイン入り
幼いころ、団地の隅で一匹の猫が死んでいるのを見つけた。
ただ「可哀想だな」と思いながら撫でていたら、母親に「取り憑かれるよ!」と怒られた。
帰り道、本当に取り憑かれたみたいに転んで、前歯が折れた。
その後は歯医者に行って、「子どもの歯だから抜いておきましょう」と、あっけなく処置が終わったのだと思う。
けどしばらくして抜けた場所から、なんと小さな牙が生えてきた。ちょっと嬉しかったのをなんとなく覚えているけど、その歯はまた抜かれて、いま生えているのは三本目の前歯だ。
もしあの時、本当に猫が取り憑いていたのだとしたら、牙を抜いた瞬間に猫の霊はほとんど外に出ていってしまったと思う。
けど、あの猫が自分の中に、カケラとしてでも残っていたら嬉しいと思い、このキャラクターを作った。
名前はまだ決まっていないけど、はじめて目の前に現れたら、きっと「はんぺんだ」と思う気がして、この仮名をつけた。
[素材]
木・石粉粘土・アクリル絵具 など
[サイズ]
H7.4×W6×D1.5cm
【 梅原義幸(Yoshiyuki Umehara)】
画家。1997年群馬県生まれ、東京都在住。
物に見つめられる感覚、空間から気配を感じ取ること、それは一体何故なのか。
物と私の関係について考えています。
〈近年の主な活動〉
[個展]
2025年「Surface」ARTDYNE/東京
2024年「ものと私」ARTDYNE/東京
2023年「透明な鏡」Night Out Gallery/東京
「山の日」ARTDYNE/東京
2022年「FACE」GALLERY ROOM・A/東京
「持って戻る」ARTDYNE/東京
[グループ展]
2025年 二人展 岩崎奏波 「交換ノート」ARTDYNE/東京
「Collectors' Collective vol.8 Kyoto 京都蔦屋書店/京都
2024年 「Draw Lines & Shapes in My Maps」 T&Y gallery/ロサンゼルス
二人展 石井海音 「やまびこ」ARTDYNE/東京
2023年「Into the Unknown」 YK Presents/ソウル
「Asyl」アートかビーフンか白厨/東京
「Idemitsu Art Award 2023」国立新美術館/東京
2022年「感動線トレイン ver.HAND!」YAMANOTE LINE MUSEUM / 東京
二人展 工藤玲那「フォルム」 gallery TOWED/東京
2021年 「Winter Group Show 2021-Air-J ARTDYNE/東京
Instagram / @_umehara / @yutaka_u4